鋼の錬金術師/第31話「罪」

マスタング達がスカーの元に行く場面もありましたが、こっちはオマケのようなものでしたね。まぁ、あっちはあっちで結構関連性の高い話になりそうですけど。スカーの腕にある入れ墨と同じ形の錬成陣があったみたいなので。ここでの話から、多分ホムンクルスに関する謎がちょっとだけ明かされるような気がします。主に、ラストに関してだけど。

あと、なぜかシェスカも登場していましたが、彼女は決心したような目でどこへと向かっていたのか??



まぁ、その辺はさっぱりだったので、本編の方で。

五つ巴で終わっていた先週ですが、最終的には大総統に化けたエンヴィーがあの少年・・・ラースとやらを連れ去り、賢者の石を食べさせちゃいましたね。結果、ラースは記憶を戻し、ホムンクルスとしての本性を現したってところか。



そこまでの過程で、アームストロングがキンブリーのことを言っていましたが、やはり彼も書類の上ではすでに処刑されていると言うことか??ただし、第五研究所に目を付けられたために、生きていたと言うことですな。その判断を下したのがグランだったのか、大総統だったのかは不明だとして。

にしても、あのアーチャー中佐(だっけ?)は怪しすぎるなぁ。ホムンクルス側の味方じゃないんだろうけど、キンブリーを軍部に引き戻そうとしたり、何を企んでいるのやら??少なくとも、グラン准将に対してはあまり良い印象を持っていなかったようですけど。



後半に入って、イズミは一度はエンヴィーに奪われたラースを連れて、ずっと昔に人体錬成を行ったあの島へ。

そのことを、ウィンリィに聞いたエドとアルは再びあの島へ。

そこで目にした光景は、イズミを殺そうとする少年。

そして、イズミから語られた真実。



なるほどねぇと言ったところ。ホムンクルスが造られる理由、それは錬金術師が人体錬成を行った結果だったのか。

だからこそ、ラースはイズミが昔錬成した子供であり、ラストはスカーの兄の彼女にそっくりであり、スロウスはエドとアルの母親にそっくりだったのか。みんながみんな、人体錬成を失敗して、作り出された器。その中に、あの扉の向こうで意識だけが入り込み、ホムンクルスとなったのか。どこから意識が生み出されてるのかはよく分からないけど。

この原理だと、あの扉の向こうにアルの姿をした器があるってことかな??かなり原作と設定が違ってきたようで、チョッと楽しみだ。



あと、グリード達もいたけど、ホムンクルスが7人全員そろったとか言ってなかったか??ええと、ラスト、エンヴィー、グラトニー、スロウス、グリード、ラース、プライドってところか。ちょうど7人だね。プライドだけはまだ明らかにされてないけど、間違いなくブラッドレイ大総統だろうけど。新参者がスロウスとプライドなわけで、グリードが200年ほど寝ていたってことは、ラスト、エンヴィー、グラトニー、プライドもそれ以上昔からいるってことか。ラストに関しては昔とは姿形が違うらしいけど。

まぁ、ホムンクルス達の帰る場所はあの扉の向こうなんだろうなぁとか思ったり。

また、エンヴィーが恨んでいるのはやはりホーエンハイムエド達の父親)のことなんだろうなぁ。なぜ、あそこまで恨んでいるのか??もしかすると、エンヴィーが生まれた過程にはホーエンハイムが関係してたのかも。



いろいろと分からないことだらけだけど、はたしてラースはエド&アルとどう戦うのか??かなり屈折したガキというか、人間になりたいという本能が強いようで、簡単にはこの戦いも終わらないだろうなぁ。一番屈折してるのはエンヴィーだけどな。自分がエドのことを気に入らないから、ラースをふっかけさせたんだから。





途中電話があったりとあまり集中して見てられなかったので、覚えてない場面が多々あるんですが、今回はホムンクルスの正体が分かっただけでも大前進と言うところか。

なかなかに話がゴチャゴチャとしてきましたが、結構おもしろいなぁ。もっとドロドロとした展開になっていくのかなぁ??今回も結構な鬱展開だったけどよぅ。

思うに、今時のガキはこのアニメ見て、面白いと思ったりするんだろうか??なんつーか、良くこの時間帯で放送できてるよなぁ。ちょっとでも踏み外せば、保護者やPTAから抗議とかもありそうだけど。この程度の話だと、正直微妙。見せれないわけじゃないが、むしろただ難しいだけかなぁ??あまり子供向けには思えないんですよね。