鋼の錬金術師/第28話「一は全、全は一」

今回は半分原作で、半分オリジナルでした。まぁ、ここ最近の展開はずっとそんなもんなんですけどね。話の流れとしては、大体原作通りで、あとはディティールを加えているといった感じですかね。



さて、今回、イズミさんに無理矢理連れてこられた先はエドとアルが昔、仮修行の際に連れてこられた場所。まぁ、「一は全、全は一」という言葉の意味を理解したときを思い出し、もう一度自分たちの考えを改めろと言うか、初心に戻れって意味で連れてきたんでしょうね。

そんなわけで、二人は島を探索しつつ、修業時代のことを思い出していたわけで。まぁ、何も知らない二人はいきなり無人島に置き去りにされ、しかも変な原住民に襲われる羽目に。

原住民の格好をしていただけで、実はイズミさんの家の肉屋で働いているメイスンさん(だっけ??)が変装していただけなんですけどね。万が一、死なれたら困るって言う意味で。もっとも、この変装については原作では帰り際にバラしたんですが、アニメでは現代になってようやくバラしちゃったみたいで。今の今まで、二人ともあの人が原住民だと思ってたのか_| ̄|●



それはさておき、過去編のエドとアルは面白かったです。何というか、このときからアルの方が結構しっかりしてたのかな??二人ともまだまだ子供って言うか、あれが普通なんですけどね。

ウサギを食料にしようとしたら、キツネに奪われて、追いかけたらそのキツネには二匹の子供がいて、そのままウサギがその二匹のキツネに食べられる瞬間を見ちゃって・・・。まぁ、想像するだけでかなりえぐいわけで、そんなシーンを見たら肉を食う気も失せちゃうでしょうなぁ。

そんなわけで、二人は次は釣りを。やっとのことで一匹釣り上げた二人は、必死に火を焚いて・・・。あぁいうのを、「必死だな。」って言うんでしょうね。あの必死っぷりは笑いました。状況的には笑えないんですけどね。



結果として、二人はメイスンさんからの攻撃に耐えつつも、イズミさんから出された質問の答えを回答。要するに、世界は人間や動物などの小さい一つ一つのものから成り立っているわけで、そのどれを欠いても世界は存在できると。でも、その死すらも世界を構成するものであり、結果として世界は個でもあるとかそんな意味だったような気がします。まー詳しいことはどうでもいいや。

で、昔を思い出しつつ、二人は初心に戻り、これからの行く末を考え直したんでしょうね。

そこに登場したのが変な子供。OPには登場していたけど、何者なのかは不明。原作にはいないオリジナルキャラですが、多分ホムンクルスなのは間違いないでしょうね。まぁ、コイツがどう出てくるか??それは来週になるのかな。

とりあえず、そろそろグリードも動き始めるでしょうし、目が離せないですね。早くDVDも出て欲しいものです。というか、熊本にいる間に全13巻発売してほしい。