鋼の錬金術師/第15話「イシュヴァール虐殺」

設定そのものはアニメオリジナルなのかも知れませんが、いろいろと重要な設定がこんなに出て来るとは。今後の展開が、更に面白くなってきそうでした。



さて、話の流れは無視して、要所要所だけを話していきますかね。

ええと、エドとアルはマルコーを連れて、スカーの元から逃げていき、そして街には軍の連中が次々と現れ・・・。

それにしても、マルコーというのは本当に追われているという意識が強いんですね。セントラルの連中が大挙しているのは、自分を捕まえるために??とか思ってしまっちゃいますし。事実は、スカーから逃げるためだったんですけどね。

まぁ、それはさておき、マルコーから聞いたイシュヴァール虐殺の真相。戦争の過程はともかく、最終的に国家錬金術師が賢者の石を用いた時点で、それは戦争ではなく虐殺だったと。

ただ、イシュヴァール人が錬金術を否定する側の連中だったというのには驚き。宗教観の違いとは言え、錬金術師を襲っていたイシュヴァール人も良い印象ではありませんでしたね。戦争というのはこんなもんが始まりでしょうけど、やっぱり結果虐殺になったところで、復讐というのは違うんじゃないかなと。その辺の感情は理解できませんわ。



で、当時の国家錬金術師として登場したのがグラン、マスタング、アームストロング、マルコー、そしてもう1人。純粋に戦争を楽しんでいたあの男こそ、まだアニメでは名前は出てきてません(キャストでは出ていたかも(汗)。)が、スカーの本当の仇であり、その名も爆弾狂のキンブリー。現在は刑務所に拘留中とな。・・・原作では。

グランも最低な人物であったのは間違いないと。あれも賢者の石を用いて、虐殺を楽しんでいたようだし。にしても、まさかウィンリィの両親を殺したのが軍の連中だったとは。それを命令したのがグランであり、実際に手を下したのはマスタングウィンリィマスタングって、会ったことなかったっけ??どちらにしろ、その事実をマスタングは消していたわけで、その事件直後にマルコーは軍から逃げていたんですな。嫌な事実ですよ、全く。



一方、スカーと戦っていたアームストロングは結構重傷??んで、入院しているところには、大総統が見舞いに??見舞いというか、何か聞きに来たんでしょうけど。大総統も怪しいけど、それ以上にあの秘書官ってのが何者なんだか??アニメオリジナルのキャラですからねぇ。



その後、再びエドたちはスカーと対峙して、エドとアルの結果は原作通り。そーいや、マスタングがスカーと戦った戦おうとしたときも原作通りに「無能」って言われてましたね(笑)。ヒューズの「万国ビックリ人間なんたら」というセリフもありましたけど、それにショックを受けるマスタングはなし。残念だ_| ̄|●

まぁ、それはさておき、エドのピンチにマルコーが取った行動が賢者の石を使ったこと。一体、イシュヴァールのあの入れ墨と賢者の石にはどんな関係が??あれもまた能力増幅器のようなものなんでしょうかね。むぅ、気になる。

そして、マルコーの身柄は大総統府が請け負うことに。もちろん、その場に引き取りに来たのが秘書官。彼女はきっとアルの中身がないのを見たと思うのですが??まーバレないという設定に無理があるとは思いますけどね。



まぁ、今回はこんなところか。今後はアニメオリジナルの展開が増えそうで、果たしてどうなることやら??原作とは違う流れになると思うので、これはこれで楽しみなのですが、今は原作の続きを読みたくて仕方ないですわ。ブラッドレイ大総統ってのは結局どっちの人間なんだか??エルリック兄弟の父親・ホーエンハイムも敵側の人間として、偉い部類にいるみたいですし。しかし、ホーエンハイム国家錬金術師ではなかったのかな??

疑問ばかりで、その辺りの伏線が気になって気になって仕方ないですわ。