鋼の錬金術師/第24話「思い出の定着」

スカーが助けられていたイシュヴァールの民の集落にいきなり軍の連中が攻撃を仕掛けてきて・・・。いったい誰の手引きかと思えば、どうも大総統の秘書さんが雇った連中だったみたいで。これで、彼女がクロなのははっきりとしたとして、彼女の意思は誰の意思なんでしょうね??大総統が絡んでいたのか、それとも全く関与していないのか。

にしても、あの連中のリーダーは背中になんか背負っていたんですが、その機械から出される刃を通じて、錬成陣らしきものが作られていたようで。いったい、どんな仕掛けだったんだか??あれがいったい何だったのかもよく分からないんですが、多分あの秘書さんから貰ったものなんでしょうね。普通の傭兵ごときに手に入れられるものじゃないような気がするんで。



一方、アルは街を彷徨い中。エドが自分の言ったことに対して何も言ってくれなかったことが、さらに不安をかき立ててしまってたようで。

そして、道の脇で縮こまっていたときに、イシュヴァールの子供たちと出会い、彼らとともに隠れ家に行くことに。そこでスカーと出会い、また軍の雇われ傭兵らに狙われてしまったと。



エドの方はと言えば、ウィンリィと一緒にアルを探しているんですが、どこか元気がない。それもそのはず、アルに言えなかったことについて延々と悩んでいたから。

まぁ、そんなことはさておき、ウィンリィが描いたアルの似顔絵がどこかの壁画みたいでチョッと笑った。



んで、アルがロス少尉に電話して、傭兵連中の居場所を聞き、そのことがエドに伝わったと言うことで、傭兵たちと戦っていたアル、スカーの元にエドが登場。ここでとうとうエドが怖くて、アルに聞けなかったことというものが語られます。まぁ、この辺の理由は漫画と一緒ですね。解決までの流れが全然違うし、個人的には漫画の方が好きでしたけど。

そーいや、雇われ傭兵の中にはバリー・ザ・チョッパーの姿も。コイツは傭兵たちから雇われていたようですが、やってることは相変わらず馬鹿というか。アルを襲い、アルの心を惑わそうとしているんですが、それに簡単に動揺してしまうアルはやっぱり子供、精神的に弱いんだなぁとか思ったり。

まぁ、結局スカーによって体を真っ二つにされ、死んじゃったわけですが。って、コイツをここで殺しちゃったのは意外でしたよ。原作では、確か逃げている最中にマスタング大佐の右腕であるホークアイ中尉に拾われたというか、懐いてしまったと思うんですが。



最後は、良い話で終わりましたね。イシュヴァールの兄弟がいて、兄は母親に見捨てられたと思っていたら、弟はその母の形見によって命を救われた。そして、中にあった薬から、母親は実は目が見えていなかったと言うことが分かり・・・。いやぁ、本当にいい話でしたよ(;´Д⊂)

あと、エドがスカーになぜイシュヴァールの民が賢者の石を求めたのかを聞いていたんですが、結局しゃべってもらえなかったみたいですね。ただ、まぁ、これで今後スカーがエドを襲うというか、国家錬金術師をむやみに襲うことは少なくなりそうな。



とりあえず、この間までの暗い流れからようやく抜け出しそうで、3クール目からはどんな展開になりますかね??ラスト姉さんたちとの戦いはしばらくおあずけかな??