鋼の錬金術師/第23話「鋼のこころ」

ええと、まず一言言っておきたいのですが、ヒューズさんの死亡フラグが成立していませんか??

もう、最近のハガレンは痛々しくて、見ていてきつかったりするんですが、子供はこれを面白いと思ったりするんでしょうか??いや、面白いんですけど、小学生なんかはこれを見て楽しんでいたら、ちょっと嫌なだと思って。まぁ、ちゃんと3クール目に続くようで、人気があればそれはそれで良いんですけど。



さて、今回はラスト一味から逃れてきたエドは入院中。アルはアルで、手足を破壊されて、身動きが出来ない状態であると言うところから。この辺、微妙に原作をなぞっていたりするんですが、それなりのオリジナル要素も入ってきているようで。

ロス少尉(だっけ?)がエドをビンタする場面は原作でもあるわけですが、その後のタメ口になるシーンが省かれていたのがちょっと残念だったり。あの対応の早さを見たかったのにぃ(;´Д⊂)



で、そんなところにヒューズ中佐が登場。ロス達を部屋から離れさせ、2人・・・じゃなかった、3人になったところで、エドからすべてを聞き出した訳で、そのシーンにおけるヒューズさんの表情というか、演出が非常に死亡フラグを予感させていたわけで・・・(;´Д⊂)

その後、マスタング大佐と電話するシーンがあったんですが、いつものおちゃらけキャラで誤魔化し、何も報告しないヒューズさん。自分1人で抱え込んで・・・って、更に後のシーンで、



「苦しい事はなるべく自分以外の人に背負わせたくない。心配もかけたくない。だから言わない。」



と、エド達のことを心配するウィンリィに対して、言っていたのですが、まさにアンタ自身のことだよとか思ったり。もう格好良すぎですよ、ヒューズさん。今回はまさにヒューズさんのためにあった回とでも言うべきか・・・。

電話のシーンでシェスカが心配していたときも、心配させないようにおちゃらけて、不眠不休で腹炊いていた彼女に更に仕事を押しつけたり(笑)。ウィンリィを攫っていったシーンは・・・素かな??



あと、さっきから何回も名前を出しているウィンリィですが、まぁエドの腕の修理のためにセントラルまで出てきたわけで。電話で出張を頼んでいたときに、場所を言わずに切っていたのはどうかと思ったが。

で、いざエドに会うと入院中。自分がネジを締め忘れたせいで・・・としおらしくなるウィンリィに、エドは慌てて「逆に救われた」とか何とか。当然、ネジの閉め忘れに気付いていなかったことに気付いたウィンリィはいつもの調子に。

でも、エドとアルの空気の悪さに感づいたウィンリィは何も言ってくれない2人に悲しくなっちゃったり。牛乳を飲まないエドに対して説教していて、アルはアルで「僕は好きでこんな身体になったんじゃない!!」って言うし、そりゃあ心配もするわなぁ。もう見ていて泣きそうになりましたもの。

その後のエドに誕生日ケーキを持ってくるシーンなどは、照れてるウィンリィちゃんに萌えましたけど。(マテ



で、エドの腕を修理して、エドはアルの身体を元に戻すことに。

そこで、ようやくこの間の戦いの時から今までアルがため込んでいたことをすべて吐き出してしまい、空気重っ!!てな展開に。

この展開は原作の方(ウィンリィがボロボロ泣いて、アルに説教するんですよねぇ。)が好きだったりするんですが、アニメ版ではそんな簡単にアルの心の闇は収まりそうにないわけで。果たして、来週どんな展開が待っているんだか??



とりあえず、予告を見る限り、まだヒューズさん死亡フラグは実行されていない模様。となると、再来週くらいか??まだまだ鬱展開が続きそうで、早くDVDも発売してほしいものです。ビデオに録っていないので、DVDで見直すしかないんですよねぇ。とりあえず、今月に3巻、来月に4巻と発売されるんですが、この辺りが収録されるのは6巻、7巻ということで、まだまだ先。まとめて鬱展開を見ちゃうと、本気で泣いちゃいそうな気はしますけど。